【画像問題攻略】「シェーマ(解剖図)」を描く者が画像を制す。画像解剖の完全理解法
ゆん
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近年の国家試験は、画像問題の比率が高まっています。 「CT画像を見ても、どこの臓器か分からない…」 そんな状態で試験に挑むのは無謀です。
画像解剖をマスターするための唯一にして最強の方法は、「自分で描く」ことです。
1. なぜ「模写」が必要なのか?
教科書の綺麗な解剖図を眺めているときは「分かった気」になります。 しかし、実際のCT画像はモノクロで、境界も曖昧です。
自分で単純な模式図(シェーマ)を描くことで、「臓器同士の位置関係(隣接関係)」が脳に焼き付きます。
- 「膵臓の後ろには脾静脈が走っている」
- 「総胆管は膵頭部の後ろ(または内部)を通る」
この「位置関係」さえ分かれば、どんなスライスの画像が出ても推測できるようになります。
2. 描くべき「鉄板スライス」5選
画伯になる必要はありません。◯や△を使った簡単な図でOKです。 以下の5つのレベルは、白紙に何も見ずに描けるようにしましょう。
- 大動脈弓レベル(縦隔の区分)
- 気管分岐部レベル(肺動脈)
- 肝門部レベル(門脈・胆管・肝動脈のトリオ)
- 膵臓レベル(膵臓・脾動脈・腎臓・十二指腸)
- 骨盤腔レベル(膀胱・直腸・子宮/前立腺)
出典 画像診断まとめ「【図解】奇静脈とは?走行の解剖をCT画像で解説!」より
3. 「正常」を知らずして「異常」は語れない
画像問題の多くは「異常所見」を問うものですが、正常解剖が頭に入っていなければ、異常に気づくことはできません。 病変を探す前に、まずは「正常な血管の走行」や「正常な臓器の形」を完璧にしてください。
正常を知り尽くした者だけが、画像の中の「違和感(病変)」に瞬時に反応できるのです。
💡 One Point Advice

「ヘタな絵」でいいんです。チラシの裏に何度も描くこと。
特に「大動脈から枝分かれする血管の順番」とか「門脈の合流」とか、血管系を描けるようになると良いと思います。
CT画像が、ただの白黒の模様から、意味のある地図に変わる瞬間が必ず来ますよ!
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