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RADIOLOGIC TECHNOLOGIST WEEKLY
— 診療放射線技師のための週末ダイジェスト —
発行/2026年7月31日 2026年7月第5週 号 編集/放射線技師ラボ
📋 医療政策・診療報酬

熊本地震で保険診療特例、厚労省が発表

被災病院の受付で、患者対応や書類整理を行う医療スタッフと放射線科受付
PHOTO — 今週の医療現場を象徴する一枚: 被災病院の受付で、患者対応や書類整理を行う医療スタッフと放射線科受付

2025年7月28日に発生した令和8年熊本地震を受け、厚生労働省は被災地の医療機関と患者に対し、複数の特例措置を適用することを発表しました。具体的には、「マイナ保険証等がなくとも保険診療可能」とし、また「一時的に基準を満たさなくても診療報酬を算定可能」とするなど、非常時における医療提供の継続を支援します。被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

出典: GemMed (医療政策・診療報酬) ↗
💡 放射線技師の視点

今回の特例は、災害時の医療継続の重要性を示しています。放射線部門でも、患者さんの受入れや情報確認に際して柔軟な対応が求められる可能性がありますね。

技師会・認定資格
2026年度 認定資格試験および放射線被ばく相談員講習会の実施要項を発表
日本診療放射線技師会(JART)は、2026年度の認定資格試験の実施概要および、第2回放射線被ばく相談員講習会の開催を発表しました。資格取得・更新を目指す技師は最新日程の確認が必要です。
出典: 日本診療放射線技師会 ↗
実務メモ: 認定更新の単位計算や申請スケジュールに遅れないよう早めの準備を。
技師会・学術大会
第42回日本診療放射線技師学術大会、情報交換会・大会案内が更新
本年開催予定の「第42回日本診療放射線技師学術大会」に関する最新告知として、現地での情報交換会および参加受付の案内が公開されました。
出典: 日本診療放射線技師会 ↗
技師会・災害医療
JART会員向け「原子力災害医療基礎研修・甲状腺簡易測定研修」受講案内
原子力規制庁連携事業であるJART会員向け原子力災害医療基礎研修および甲状腺簡易測定研修の受講案内と申込復旧が告知されています。
出典: 日本診療放射線技師会 ↗
実務メモ: 災害医療・放射線救護に関わる施設技師は受講要件をご確認ください。
医療政策・診療報酬
地域包括医療病棟等でのコロナ抗ウイルス薬、出来高算定を日病協が要望
全日本病院協会などが厚生労働省に対し、地域包括医療病棟などで新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの高い高齢者等へ抗ウイルス薬を投与した場合、「出来高算定」を認めるよう要望しています。
出典: GemMed (医療政策・診療報酬) ↗
実務メモ: 出来高算定の範囲は報酬に影響しますね。
医療研究
夜間眼圧上昇の謎が解明、2つのホルモンが概日リズムに関与-九大
九州大学は、ヒトもマウスも夜に眼圧が上がる理由を解明。2つのホルモンの波が重なることで、緑内障リスクに関わる概日リズムが生まれることを明らかにしました。
出典: QLifePro 医療ニュース ↗
医療研究
大腸がん肝転移、ctDNA陽性例で術後補助化学療法が有用-国がん他
国立がん研究センターなどが、大腸がん肝転移術後の患者298例を検討。リキッドバイオプシーによるctDNA陽性の場合、術後補助化学療法が有用である可能性を明らかにしました。
出典: QLifePro 医療ニュース ↗
実務メモ: リキッドバイオプシーは今後の診断・治療選択に重要になりそうですね。
医療政策・診療報酬
薬局薬剤師が「不適切な製品」販売を回避できた好事例—医療機能評価機構
日本医療機能評価機構が公表した薬局ヒヤリ・ハット事例で、薬局薬剤師が患者とのコミュニケーションと専門知識から「不適切な製品」販売を回避できた好事例が紹介されました。
出典: GemMed (医療政策・診療報酬) ↗
🌍 WORLD DESK
RadNetの乳房超音波AIソリューション、FDAが承認

RadNet社が開発した乳房超音波AIソリューションがFDAの承認を得ました。このAIは病変検出、特性評価、レポート作成を自動化し、放射線科医や超音波検査技師のワークフローを効率化すると期待されます。

出典: Radiology Business ↗
肋骨骨折レポートに関する注意喚起:大動脈破裂のリスク

肋骨骨折に関するレポートにおいて、放射線科医への注意喚起がありました。後方肋骨骨折後の大動脈遅延破裂という致死的なケースが報告されており、専門家は医療提供者全員がこのリスクを認識すべきだと警告しています。

出典: Radiology Business ↗
X PICK

現場のリアルな声と、技師アカウントのポストを中心にピックアップ。全文転載はせず、要旨とリンクのみ掲載しています。

@yobechan · 2026-08-01
スマホのマイナカード、病院の機械が読めなかった

患者側の体験: マイナ保険証の原本を忘れ、スマホのマイナカードで通そうとしたら院内リーダーが読み取れず。暑い中取りに戻る羽目に。『新しめの便利』が現場機械と噛み合わないケースがある、という運用のリアル。

出典: X / @yobechan ↗
メモ: 放射線受付でも同型があり得る。紙の資格確認書の案内をセットで。
@Hikarudoga · 2026-07-31
お盆・シフト乱れに、チェックを一段丁寧に

現役17年の診療放射線技師から。夏場のルーティン崩れ、お盆休みや不規則シフトで集中力が切れた瞬間が、インシデントが起きやすい。『いつも通り』の確認を愚直に、という現場からの注意喚起。

出典: X / @Hikarudoga ↗
メモ: 8月の申し送りで共有しやすい。指差し呼称と患者確認を。
@yun_radi · 2026-07-30
院内AIが定着する条件は「既存フローに溶けること」

現役・診療放射線技師の整理。成功は電子カルテから直接使えるもの、失敗は作業追加や外部アクセスが増えるもの。放射線部門でもPACS・RIS・既存ビューア連携が薄いツールは定着しにくい、との現場感。

出典: X / @yun_radi ↗
メモ: ベンダー選定やPoCでは、まず連携先(電カル・PACS)を確認したい。
☕ 編集後記
LINA

今週は熊本地震に関する特例措置のニュースが印象的でした。災害時の医療提供って、普段とは違う大変さがありますよね。私たち技師もいざという時に備えが必要だと改めて感じました!

YUN

そうですね、有事の際に求められる対応は多岐にわたります。日常業務の質を高めつつ、いざという時の柔軟な判断力や連携体制を意識しておくことが大切です。日頃からの情報収集もその一環ですよ。

ABOUT ME
ゆん
技師歴15年。副業歴5年。投資歴5年。 資格、転職・副業などのキャリア情報と、患者さん向け情報を発信しています。