「やっぱり東京の方が稼げるんでしょ?」 「地方だと給料下がるよね…」

そう思っていませんか? 実は放射線技師の年収に関しては、必ずしも「大都市=高収入」という図式が当てはまらない面白い傾向があります。 最新のデータから、地域別の年収事情を紐解きます。

都道府県別 平均年収ランキング(2024年版)

厚生労働省のデータや求人統計を総合すると、以下のようなランキングが見えてきます。 (※各調査により変動があるため、傾向として捉えてください)

順位都道府県平均年収目安特徴
1位東京都約580〜650万円圧倒的求人数。大学病院・企業の数が多い。
2位秋田県約550〜640万円意外なランクイン! 技師不足による高待遇化?
3位神奈川県約550〜600万円東京に次ぐ医療激戦区。
4位大阪府約540〜580万円関西エリアの筆頭。
5位千葉県約530〜570万円ベッドタウンの総合病院が充実。
47位九州の一部約350〜400万円全体的に給与水準が低い傾向。

🏙 都市部の特徴(東京・大阪・名古屋など)

  • メリット:
    • 求人の絶対数が多い: 選択肢が豊富。企業や特殊なクリニック(美容、健診特化など)の求人も多い。
    • 高給求人の上限が高い: 年収600万〜800万円クラスのハイクラス求人が見つかりやすい。
  • デメリット:
    • 生活コストが高い: 家賃や物価が高いため、可処分所得(自由に使えるお金)は意外と地方と変わらないことも。

🏔 地方エリアの特徴(秋田・北関東・地方都市など)

  • なぜ秋田が高い?:
    • 人材不足: 地方では医師・技師不足が深刻なエリアがあり、人材確保のために「相場より高い給与」を提示する病院があります。
    • 公立病院の比率: 地方は公立病院が医療の中核を担っていることが多く、公務員給与水準が平均を引き上げている可能性があります。
  • メリット:
    • 生活コストが安い: 家賃が安く、駐車場代もタダ同然。マイホームも持ちやすい。
    • 重宝される: 認定資格などを持っていると、地域のエースとして厚遇される可能性がある。

「年収マップ」から見る転職戦略

1. 「Uターン・Iターン」は年収ダウン確定ではない

「地元に帰る=年収が下がる」と諦める必要はありません。むしろ、都市部の激務薄給な病院から、地方の待遇の良い公立・中核病院へ転職することで、年収アップ+生活費ダウン=生活の質爆上がり、というケースもあります。

2. 都市部で狙うなら「専門性」か「企業」

東京などの激戦区で高年収を狙うなら、ただ漫然と働いていては埋もれます。

  • 専門性を尖らせる: 「MRIなら誰にも負けない」「マンモのA判定読影補助ができる」
  • 企業へ行く: 都市部に集中している医療機器メーカー本社を狙う。

この2つが、都市部での勝ちパターンです。

結局、どこが得なの?

結論:「手取りー生活費 = 貯金額」で考えよう。

東京で年収600万円(家賃10万)と、地方で年収500万円(家賃5万)。 手元に残るお金は、実は地方の方が多いかもしれません。さらに通勤ラッシュの有無などのストレス要因も計算に入れると、幸福度は人それぞれです。

どの地域で戦うにしても、年収を上げるためには「交渉」が不可欠です。 最後は、誰も教えてくれない「年収交渉」の裏テクニックを公開します。

👉 次の記事:【保存版】放射線技師のための年収交渉テクニック

ABOUT ME
ゆん
技師歴15年。副業歴5年。投資歴5年。 資格、転職・副業などのキャリア情報と、患者さん向け情報を発信しています。