診療報酬

診療報酬は、私たち診療放射線技師の仕事を「収益」という言葉に翻訳してくれる共通言語です。撮影室で当たり前にこなしている1件のCTが何点なのか、共同利用や施設基準で点数がどう変わるのか──それを知っている技師は、医師や医事課から「算定のことはあの人に聞こう」と頼られる存在になります。
このページは、放射線部門の診療報酬を基礎 → 2026年度改定 → 現場での算定のリアルの順に学べるように編集したまとめページです。まずは基礎の1本から読み始めて、気になるトピックへ進んでください。
- 医師・医事課から頼られる ─ 「この加算取れる?」に即答できれば、チーム内での信頼が変わる
- 施設の収益に直接貢献 ─ 算定漏れを防ぎ、適切な加算を確実に取得する
- キャリアの武器になる ─ 経営視点を持つ技師には管理職・専門職への道が開ける
- 新技術導入を提案できる ─ 2年ごとの改定を理解すれば、装置更新やワークフロー変更の説得材料になる
まずはここから ─ 基礎
「撮影料+診断料+管理加算」の三層構造から、モダリティ別の縦組み点数ボードで全点数を整理。128列CT新設・3T MRI増点・FFRCT再編と疑義解釈まで(2026年改定対応)。
記事を読む →技術料・管理料・加算の「3本柱」から、外部照射・IMRT・定位・密封小線源までの点数体系を最初の一歩から解説。診療報酬の読み方はこの1本で身につく(2026年改定対応)。
記事を読む →特集 ─ 2026年度改定を読む
共同利用・遠隔読影・IMRT包括化・粒子線まで、放射線部門に関わる改定項目を1本に凝縮。改定の全体像を最短で押さえるならまずこれ。
記事を読む →国の未来設計図から、放射線部門がどこに位置づけられているかを読み解く。
記事を読む →投資・連携・Web戦略。改定内容を放射線部門の経営アクションに落とし込む。
記事を読む →2026年以降の放射線治療は「一連」評価が主役。収益最大化のシミュレーション。
記事を読む →「地方格差是正」か「集約化加速」か。技師が感じる改定の二面性と現場の選択肢。
記事を読む →現場のリアル ─ 算定の落とし穴
CT/MRI共同利用加算の算定要件「10%」に届かない──件数不足に直面する現場のリアル。
記事を読む →新設加算はなぜ「使えない」のか。導入ハードルと現場活用度のギャップを検証。
記事を読む →画像診断管理加算の要件強化で中小病院が置き去りに?送信側・受信側の力学を読む。
記事を読む →ベースアップ評価料のしくみと、1年目・5年目・10年目の推測例で見る現場のリアル。
記事を読む →2026年2月開始。放射線治療の均てん化に向けた転換点と、技師のキャリアへの意味。
記事を読む →視野を広げる
自然増・本体改定率・損税をやさしく整理。給料袋と撮影室をつなぐ入門編。
記事を読む →2040年問題・診療報酬・AI革命。この先15年の医療を総括する羅針盤。
記事を読む →遠隔読影も共同利用もITが前提。診断・経営の武器にするネットワーク基礎知識。
記事を読む →主要点数 早見表
| 検査・治療(算定単位) | 点数 |
|---|---|
| CT撮影(128列以上・一連)新設 | 1,100〜1,120点 |
| CT撮影(64列以上128列未満・一連) | 1,000〜1,020点 |
| MRI撮影(3テスラ以上・一連)新設 | 1,700〜1,720点 |
| IMRT(前立腺癌・一連につき)包括化 | 96,500点 |
| IMRT(その他・1回につき) | 3,000点 |
| 高エネルギー放射線治療(全乳房照射・一連につき)包括化 | 41,500点 |
| 定位放射線治療(一連につき) | 63,000点 |
| ポジトロン断層撮影(FDG・一連の検査につき) | 7,500点 |
※令和8年度(2026年6月)改定の医科点数表に基づく代表値です。CT・MRIの幅は「共同利用施設」区分の有無(+20点)によるもの。施設基準・届出の状況で算定可否が変わるため、実務では必ず告示・通知の原文をご確認ください。
- 前立腺癌IMRTと乳癌の全乳房照射は「一連につき」の包括評価に変更。従来の「回数×点数」の感覚で見積もると返戻リスクがあります
- IMRT「その他」(3,000点)は従来どおり1回につきの算定。「一連」と混同しないこと
- 128列以上CT・3T以上MRIの増点は施設基準の届出が前提。装置があるだけでは算定できません
健診・検診
健康診断・人間ドック・対策型がん検診は原則「保険外」。診療報酬点数表ではなく委託料金・公費単価で運用される仕組みを、保険診療との境界とあわせて基礎から解説します。
準備中- 初めてなら「基礎」の2本から。画像診断編と放射線治療編で点数表の読み方が身につく
- 2026年度改定の全体像は「完全ガイド」1本でキャッチアップできる
- 早見表は暗記用ではなく「桁感覚」をつかむためのもの。実務は原文確認が原則
- モダリティ別解説は順次追加。このページをブックマークして定期的にチェック











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