【家計のトリアージ】赤字家計を救済する、優先順位の付け方

目次
その支出、赤タグですか?
投資を始める前に、やるべきことがあります。それは「家計のトリアージ」です。 すべての支出を平等に扱っていては、あなたの資産は「死亡(黒タグ)」してしまいます。
黒タグ(救済不能:即中止)
- リボ払い・消費者金融
これは家計の頸動脈損傷です。投資なんて言っている場合ではありません。今すぐ全資産を投入して止血(完済)してください。
救急搬入された家計。まず見るべきは「バイタル(固定費)」だ。
新人技師が、患者の擦り傷(コンビニ菓子代)を手当てしている間に、ベテランは出血源(住居費・保険料)を探して圧迫止血します。
あなたがやるべきは、まず通帳を手にして「心停止の原因」となっている銀行引き落としを特定することです。
一度止めた固定費は、その後ずっと止血効果が続きますが、変動費(食費)の節約は、毎日包帯を巻き直すような終わりのない作業です。
赤タグ(最優先治療:即見直し)
- 大手キャリアの通信費: 格安SIMに変えるだけで月5,000円浮く。これは1時間の手術で救える命です。
- 重複している保険
病院の福利厚生や公的保険を知れば、個人の医療保険は「過剰投与」であることがほとんど。あなたが病院の職員なら、そもそも「高額療養費制度」という最強の蘇生術を標準装備しています。民間の医療保険に月数万払うのは、健常者に酸素マスクを強要するようなものです。
黄タグ(待機可能:後回し)
- コンビニランチ、飲み会
確かに減らせればプラスですが、ここを締めすぎるとメンタルがやられます。重症度(固定費)を下げてから着手しましょう。黄色タグの患者は、待合室で少し待機してもらい、まずはオペ室(固定費削減)を片付けます。
緑タグ(軽症:現状維持)
- 書籍代、自己研鑽費
これは「未来の健康」への投資です。削りすぎてはいけません。
結論
家計が苦しい時、人は「小さな節約(節電、節水)」という軽症患者の対応に走りがちです。 しかし、本当に見るべきは「莫大な固定費」という名の重症患者。 冷静に優先順位をつけ、まずは止血(借金返済)と気道確保(固定費削除)から始めましょう。
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