【資産のモダリティ配分】全世界株は「一般撮影」、暗号資産は「血管撮影」?

その資産、どのモダリティで撮りますか?
ポートフォリオとは、あなたの資産を映し出す「マルチモダリティ構成」です。 一つの検査(資産)だけに頼るのは、重大な見落としの原因になります。
1. 一般撮影(現金・預金)
- 役割
基本。解像度は低いが、すぐに撮れて見通しが良い。 - 管理
生活防衛資金(半年〜1年分の生活費)として、常に「撮影準備完了」状態にしておく。一般撮影(現金)が不足しているのに、高度な3D構成(投資)に走るのは、基礎体温を測らずに不妊治療をするような本末転倒な行為です。
2. CT/MRI(全世界株式・米国株インデックス)
- 役割
メイン。3Dで広範囲を確認できるように、資産の大部分をここで形成。 - 管理
15年以上の「長期曝露」によって、情報の精度(利益)が確定していく。CTにおける逐次近似再構成(複利)と同じで、時間が経つほどにノイズ(リスク)が消え、真理の姿(利回り)が浮かび上がります。このモダリティの「維持費(信託報酬)」には徹底的に拘ってください。
「モダリティ間の干渉」を最小限にせよ。
MRIを撮る前に金属を外すように、投資を始める前に「高利貸し(借金)」という磁性体を取り除いてください。多額のローンを抱えたままレバレッジ投資に走るのは、磁場の中に酸素ボンベを持ち込むような自爆行為です。
また、一つのモダリティ(日本円の貯金だけ)に依存するのは、影が重なって病変を見落とす単純写真の限界に似ています。
複数の角度(通貨、資産クラス)からポートフォリオを照射することで、あなたの将来の診断精度(資産の安定性)を最大化できるのです。
4. アンギオ(ビットコイン・暗号資産)
- 役割: 高リスク・ハイリターン。
- 管理: カテーテル操作と同じ。一歩間違えば大出血。資産全体の1〜5%程度の「局所投入」に留めるのがプロ。
結論
あなたが「医師からオーダーされた資産目標」を達成するには、一つのモダリティでは足りません。
基本は全世界株(CT)でしっかり広範囲を抑えつつ、現金(一般撮影)で足元を固める。 このバランス感こそが、熟練技師の資産形成術です。


