「もう30代だし、今さら転職なんて遅いかな…」 「40代で転職すると年収が下がるって本当?」

診療放射線技師の転職市場において、30代・40代は決して「遅すぎる」わけではありません。 むしろ、即戦力としての経験やマネジメント能力を武器に、理想の職場を手に入れた成功事例はたくさんあります。

想定される転職成功パターンを紹介します。あなたの未来のヒントになるはずです。

事例①:【年収アップ】35歳・中小病院から公立病院へ(年収450万→600万)

  • 前職: 個人経営の整形外科クリニック(一般撮影のみ)
  • 転職理由: 「給料が安く、昇給も見込めない。結婚して子供ができたので将来が不安。」
  • 成功のポイント:
    • クリニック勤務の間に「マンモグラフィ認定」を取得していた。
    • 公務員採用試験の年齢制限ギリギリでチャレンジした。
  • 結果: 経験年数はリセットされず考慮され、手当が充実している公立病院へ転職。安定した昇給と福利厚生を手に入れた。
    • 教訓: 「資格」と「公募情報のチェック」が人生を変える。

事例②:【キャリアチェンジ】42歳・総合病院から医療機器メーカーへ(年収550万→800万)

  • 前職: 地域の総合病院(CT・MRI担当)
  • 転職理由: 「夜勤がきつくなってきた。現場の技術だけでなく、もっと広い視野で医療に関わりたい。」
  • 成功のポイント:
    • メーカーの「アプリケーションスペシャリスト」に応募。
    • 長年の臨床経験で培った「現場の技師が何に困っているか」という視点が評価された。
  • 結果: カレンダー通りの休み(土日祝)になり、当直から解放。年収も大幅アップ。出張は増えたが、新鮮なやりがいを感じている。
    • 教訓: 臨床経験は、企業にとって喉から手が出るほど欲しいノウハウである。

事例③:【働き方改革】32歳・救急病院から健診センターへ(年収500万→480万)

  • 前職: 激務の救急指定病院(月4回当直あり)
  • 転職理由: 「プライベートの時間が全くない。体調を崩し、人間らしい生活がしたい。」
  • 成功のポイント:
    • 「年収ダウンしてもいいから、定時で帰れること」を最優先に転職活動。
    • 胃透視(バリウム)のスキルがあったため、即戦力として採用。
  • 結果: 年収は微減したが、残業ほぼゼロ、17時退社。副業(ブログ)を始める時間ができ、トータルの収入と幸福度はむしろ上がった。
    • 教訓: 年収だけがすべてではない。「時間」を手に入れる転職も大成功である。

30代・40代が転職で失敗しないための鉄則

  1. 「即戦力」であることをアピールする:
    • 「一通りのモダリティが使える」「後輩指導ができる」「機器管理ができる」など、教育コストがかからないことを伝える。
  2. マネジメント経験を売る:
    • 役職についていなくても、「新人教育担当だった」「被ばく管理委員をしていた」などの実績は評価されます。
  3. 年収ダウンの許容範囲を決めておく:
    • 40代の転職は、一時的に年収が下がることが多いです。「一時的に下がっても、将来的(退職金など含め)にどうなるか」や「QOL(生活の質)の向上」と天秤にかけて判断しましょう。

まとめ

30代・40代の転職は、「ポテンシャル採用」の20代とは戦い方が違います。 「今までの経験で、あなたにどう貢献できるか」 これを明確にできれば、年齢はハンデではなく最強の武器になります。

諦めずに、まずは転職サイトで「自分の市場価値」を確認することから始めてみませんか?

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ゆん
技師歴15年。副業歴5年。投資歴5年。 資格、転職・副業などのキャリア情報と、患者さん向け情報を発信しています。