医療従事者でもできる「せどり・物販」副業! 始め方と禁止事項

「安く仕入れて、高く売る」 商売の基本である「せどり(物販)」は、即金性が高く、特別なスキルがなくても始めやすい副業です。
しかし、公務員規定や古物営業法など、知らずにやると「法律違反」になるポイントもあります。 医療従事者が安全にせどりを始めるための基礎知識と注意点を解説します。
1. せどり(転売)の仕組み
仕組みは単純です。
- リサイクルショップ、家電量販店、ネットショップ(楽天など)で、セール品やレア商品を安く仕入れる。
- Amazon、メルカリ、ヤフオクなどで相場で売る。
- 差額が利益になる。
例えば、ワゴンセールで1,000円で売られている廃盤のおもちゃを見つけ、Amazonで3,000円で売れば、手数料を引いても1,000円以上の利益が出ます。
2. 医療従事者がやる場合のメリット・デメリット
メリット
- 即金性が高い: 売れれば数日でお金が入る。ブログやYouTubeのように収益化まで何ヶ月も待つ必要がない。
- スキル不要: 商品知識さえつけけば、誰でもできる。
- スマホで完結: 仕入れも販売もスマホ一つでできる(電脳せどりの場合)。
デメリット
- 労働集約型: 仕入れ、梱包、発送という作業が必要。やめれば収入も止まる。
- 在庫リスク: 売れないと赤字になるし、在庫を置くスペースが必要。
- アカバンリスク: Amazonやメルカリの規約違反でアカウント停止になるとビジネス終了。
3. 絶対に知っておくべき「法律」と「禁止事項」
ここが一番重要です。知らなかったでは済まされません。
① 古物商許可証(古物営業法)
「中古品」を仕入れて転売する場合、警察署に届け出て「古物商許可証」を取得する必要があります(手数料約2万円)。 これを持たずに中古品転売を繰り返すと、「無許可営業」として逮捕される可能性があります(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)。 ※「自分が使っていた不用品」を売る場合は不要ですが、「転売目的」で仕入れた場合は新品でも(一度人の手に渡ったものは)古物とみなされることがあるため、取得しておくのが無難です。
② チケット不正転売禁止法
ライブやコンサートのチケットを高額で転売することは法律で禁止されています。絶対に手を出してはいけません。
③ 医薬品・医療機器の転売禁止
医療従事者なら馴染みがあると思いますが、医薬品はもちろん、一部の医療機器やコンタクトレンズなども、許可なく販売することは薬機法違反です。 「病院でもらった湿布が余ったからメルカリで売る」→違法です。
4. 始め方(まずは不用品から)
いきなり仕入れをするのはリスクがあります。まずは家の不用品販売からステップアップしましょう。
- メルカリで不用品を売る: 本、服、ゲームなど。写真の撮り方、梱包、発送の流れを学ぶ。
- 古物商許可を取る: 本格的にやるなら、警察署で手続きをする。
- 楽天ポイントせどり: 楽天市場のセール(お買い物マラソン)でポイント還元を利用して商品を仕入れ、メルカリや買取業者で売る。初心者でも赤字になりにくい手法。
- 店舗/電脳仕入れ: 利益商品を見つけるリサーチ力を磨く。
まとめ
せどりは、正しく行えば再現性の高いビジネスですが、「転売ヤー」として世間の目が厳しい側面もあります。 マスクや消毒液の買い占めなど、倫理に反する行為は医療従事者として絶対に避けるべきです。
ルール(法律)を守り、三方よし(売り手、買い手、世間よし)の精神で行うなら、手堅い収入の柱になります。 まずはメルカリで「家にある要らないもの」を売って、商売の感覚を掴んでみましょう。


