今週の放射線技師ニュース・週末ダイジェスト(2026年9月第4週)

RADIOLOGIC TECHNOLOGIST WEEKLY
2026年9月第4週今週の動き|診療放射線技師のための週末ダイジェスト
電子カルテ導入補助、28年度以降も要望

電子カルテの普及は、画像診断情報の一元管理や他部署との連携をスムーズにし、日々の業務効率化に直結します。システム更新の動きは、私たち技師のワークフローにも大きく影響するでしょう。
国内のそのほかの動き
2026年度告示研修(実技)開催日程が更新
日本診療放射線技師会より、2026年度の告示研修(実技研修)開催日程が9月24日付けで更新されました。詳細な日程は公式サイトで確認できます。計画的に受講を検討しましょう。
災害拠点病院の耐震化率、全国で97.2%に
昨年9月1日時点で、災害拠点病院と救命救急センターの耐震化率は全国平均で97.2%に達しました。しかし、福島や大阪など一部地域では9割に届かない課題も残されており、地域差がみられます。
医療者のモラル・ディストレスを「規範的な苦しみ」と再定義
東京理科大学の研究チームが、医療従事者のモラル・ディストレスを、倫理的に重要なことを認識しながらも外部制約で応えられない「規範的な苦しみ」と再定義しました。倫理的視点からの理解促進が期待されます。
海外の最新トピック
AIが急性膵炎の臓器不全予測で優れた性能
急性膵炎の重篤な合併症である持続性臓器不全の予測において、AIが従来の手法よりも優れた性能を発揮することが示されました。これにより、患者の死亡率が高いこの病態のリスク評価と治療介入の早期化に貢献する可能性があります。
米国救急医、放射線安全と画像参照実践に知識差
米国の救急部門(ED)の臨床医において、放射線安全に関する知識や画像検査の紹介実践にばらつきがあることが報告されました。EDでの放射線被ばくに関する継続的な教育の必要性が強調されています。
今週のX
現場のリアルな声と、技師アカウントのポストを中心にピックアップ。全文転載はせず、要旨とリンクのみ掲載しています。
立ち上げと申し送りは、記録の外か
診療放射線技師の投稿。着替え、装置の立ち上げ、申し送りは、患者を待たせない準備でも勤怠に残りにくい。判例とガイドラインをもとに、朝と夕方の記録漏れを5つの視点で点検している。
依頼が曖昧だと、画像も曖昧になる
初期研修で放射線科を回した医師の振り返り。撮像条件と造影のタイミングで、見えるものは変わる。何を疑ったかが依頼に無いと、情報もぼやける。結論だけでなく、判断の理由を画像と突き合わせる習慣が残った。
読影の置換より、下読みの補助が先
手技も行う放射線科医の見立て。読影そのものがすぐAIに置き換わるより先に、AIが下読みし、人が確定する形が来る。予測のニュースを、明日の確認手順に落とすときの足元になる。






