今週の放射線技師ニュース・週末ダイジェスト(2026年9月第2週)

OTC類似薬の特別負担、対象除外について議論

来年(2027年)3月から稼働する「OTC類似医薬品の患者特別負担」について、医療保険部会で議論が進んでいます。薬局・薬店で買える一般用医薬品と同一成分の医療用医薬品を使用する場合、患者が薬剤費の4分の1を特別負担するこの仕組みには、がん患者などが対象外とされていましたが、新たに「アトピー性皮膚炎へのプロアクティブ療法によるステロイド剤長期投与」も対象外となる方向で議論されています。
出典: GemMed (医療政策・診療報酬) ↗国内のそのほかの動き
海外の最新トピック
米国FDAが、マンモグラフィ品質基準法(MQSA)関連資料の郵送を10月22日をもって廃止し、新しいオンラインシステム「MQSA Facility Portal」を通じて提供すると発表しました。これにより、情報の取得方法がオンラインに一本化されます。
出典: Radiology Business ↗UCLAの研究者らが、臍帯血幹細胞から固形腫瘍を攻撃できるT細胞を開発しました。マウスでの実験では、1回の投与でがんを抑制し、生存期間を延長。ドナー由来T細胞療法に伴う危険な合併症を回避できる可能性を示しています。
出典: ScienceDaily 画像診断 ↗今週のX
現場のリアルな声と、技師アカウントのポストを中心にピックアップ。全文転載はせず、要旨とリンクのみ掲載しています。
現役・診療放射線技師から。夜間に専門医が常駐する施設は少なく、選択肢は遠隔読影・技師のSTAT報告・AI1次読影の3つ。市中病院の多数派は、コストとスピードの妥協点として「なんちゃってSTAT」で当直を回している、という現場の見立て。
出典: X / @yun_radi ↗大学病院勤務の医療職から。DICOMをChatGPTに入れると、画素だけでなくヘッダの氏名とIDも送っている。「画像だから大丈夫」が一番危ない。研修の安全パートで必ずDICOMを入れる、という現場の注意。
出典: X / @tenso_ai_med ↗現役17年の診療放射線技師から。患者確認で苗字だけ呼ぶと、同じ日に田中・佐藤・鈴木がいる現場では足りない。フルネームと生年月日の二つで確認するルールは、現場の失敗から生まれた。
出典: X / @Hikarudoga ↗先輩、OTC類似薬の特別負担のニュース、アトピー性皮膚炎も対象外になるかもしれないんですね。患者さんへの説明、難しそうです…。あと技師会のアンケートも気になります!
そうだね、新たな制度変更は常に注目が必要だ。患者さんへの情報提供は、私たち医療従事者の大切な役割だから、正確な知識をアップデートしておこう。技師会のアンケートも、今後の医療現場の環境を形作る上で重要な意見となるから、ぜひ協力を検討してみてほしいな。










患者さんの経済的負担に直結する重要な制度変更ですね。医療機関では、患者さんへの説明が求められる場面が出てくるかもしれません。放射線治療を受けている患者さんにとっても、関連する医薬品については確認が必要になるでしょう。