【07/17】Interventional Radiology (IVR) 論文ピックアップ

- 症候性子宮腺筋症治療における子宮動脈塞栓術(UAE):システマチックレビュー
- コンフォーマブル塞栓物質を用いた胆汁漏出の塞栓術
- 血胸治療における血管内塞栓術:留意点と考慮事項
- 子宮腺筋症に対するUAEの有効性と安全性を評価するため、1,701例を対象とした22件のコホート研究を統合解析。
- UAEは月経困難症や過多月経などの症状改善において高い臨床的成功率を示し、子宮体積および接合部帯の縮小を確認。
- 合併症は軽微なものが多く、重篤な有害事象の発生率は低い。術後死亡率は0%であった。
- 子宮温存を希望する症例に対し、子宮摘出術を回避する選択肢として非常に有効かつ安全な低侵襲治療である。

本研究はUAEが腺筋症治療の標準的選択肢になり得ることを裏付けており、今後は長期的な治療成績の蓄積と、適応患者の厳密な選定基準の確立が求められます。
- 産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2023
| 著者 | Ini’ Corrado, Timpanaro Concetta, Foti Pietro Valerio, Tiralongo Francesco, Farina Renato, Libra Federica, Castiglione Davide Giuseppe, Vacirca Francesco, Milazzotto Roberto, Spatola Corrado, Lo Greco Maria Chiara, Messina Giuseppe, David Emanuele, Palmucci Stefano, Basile Antonio |
|---|---|
| 所属 | Department of Medical Surgical Sciences and Advanced Technologies “G.F. Ingrassia” – Radiology I Unit, University Hospital Policlinico “G. Rodolico-San Marco”, Via Santa Sofia 78, Catania, 95123, Italy. corrado.ini@gmail.com. |
| 雑誌 / 年 | CVIR Endovasc (2026) |
| リンク | PMID: 42455259 | DOI: 10.1186/s42155-026-00727-2 | 8543024 (全文) |
- 内視鏡的または経皮的な減圧ドレナージで治癒困難な胆汁漏出に対する、新たな治療法を検討。
- 「Obsidio Conformable Embolic」を用いた塞栓術が、難治性症例に対して成功したことを報告。
- 本デバイスは従来の塞栓術と比較して、複雑な漏出経路に対する高い適応性と止血効果が期待される。
- 難治性胆汁漏出患者に対する低侵襲な代替治療法としての可能性を示した。

このデバイスは高い密着性を持つため、従来の塞栓術では難しかった複雑な漏出部位の閉塞を可能にし、インターベンションの成功率向上に貢献する可能性があります。
- 日本インターベンショナルラジオロジー学会 血管内塞栓術ガイドライン
| 著者 | Khan Abdul, Xiao Nicholas |
|---|---|
| 所属 | University of Chicago, 5841 S. Maryland Avenue, MC2026, P220., Chicago, IL, 60637, USA. |
| 雑誌 / 年 | CVIR Endovasc (2026) |
| リンク | PMID: 42455222 | DOI: 10.1186/s42155-026-00733-4 | 8024764 (全文) |
- 胸部外傷は死亡原因の第3位であり、重症例では外科的介入を要する血胸を合併することがある。
- 低侵襲な治療法として血管内塞栓術の利用が増加しているが、外科手術との比較研究はまだ不十分である。
- 小規模なコホート研究では、血管内塞栓術の止血成功率は最大93%に達する一方で、最大68%の症例で追加の外科的介入が必要となることが示された。
- 本研究では臨床経験と文献レビューに基づき、緊急手術の代わりに塞栓術を検討する際の臨床アルゴリズムを提案している。

本研究で提案されたアルゴリズムは、外傷性血胸に対する侵襲的治療の選択基準を明確化し、今後のより大規模な比較試験の基礎資料となることが期待されます。
- 日本外傷学会「外傷初期診療ガイドライン」
| 著者 | Kelderman Indy, Teunissen Bernd Popko, Dickhoff Chris, Meijerink Martijn Ruben, Zuidema Wietse Pieter |
|---|---|
| 所属 | Department of Trauma Surgery, Amsterdam University Medical Center, Meibergdreef 9, Room J1A-226-2, Amsterdam, 1105 AZ The Netherlands. |
| 雑誌 / 年 | Indian J Thorac Cardiovasc Surg (2026) |
| リンク | PMID: 42454171 | DOI: 10.1007/s12055-026-02202-y | PMC13365087 (全文) |














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